どうしてBGM無しなのか。






端的回答:
 音楽も映像も無い、演技だけで雰囲気、情景、心理を描き、聞いている人を、世界に引き込み、魅せる或いは見せることが出来るか。そういうものに挑戦したい、ですからBGMを一切無くしたのです。






此処から長文説明:
 普通の劇、舞台の上で行われる劇では人間の五感のうち、視覚・聴覚を使い楽しみますよね。視覚、というのは人間にとって大きな役割で音声が無い劇、つまり聴覚に頼らない劇では身振り手振り表情などで雰囲気、状況、心情などありとあらゆることがわかります。視覚だけでも劇は楽しめるのですね。

 だとしたら、その逆は何。
 聴覚だけの劇、視覚を頼らない劇。

 音楽(BGM、SEなど)と声のコラボレーション。声だけで演じ、雰囲気、状況、心情を表す。それでもなおたりないところを音楽で補う、それが聴覚だけの劇です (余談ですが、音楽を声で補う場合、それはあくまで音楽がメインなので音楽です、劇ではない、と私は考えます。それはそれで面白そうですが)

 しかし私は敢えて足りない部分を補う音楽を排除しようと考えました。
 役者さんの演技だけにスポットライトを当てようと思ったのです。
 演技だけ、それでどこまで聞いている人を、世界に引き込み、魅せる或いは見せることが出来るか。そういうものに挑戦したい、ですからBGMを一切無くしたのです。
(といってもオープニングミュージックはありますが……)



 ご理解いただけたでしょうか。
 長々と語らせていただきました。

 此処で語ったものは全て私論ですので
 反感反論などあるかもしれません。
 それもまた一興だと思うので
 掲示板やメールなどで受け付けております。
 (メールあて先:gentleman_egoist*yahoo.co.jp:*はあっとまーくに)



 ご質問いただきありがとうございました。
 このような質問大歓迎でございます。
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 それでは、失礼します。小豆りこでした。